もうCD音源でお金を稼げる時代じゃない。

アクセスありがとうございます。

おいらが出てるライブハウスのボスから「CD音源は無料にしろ」というアドバイスを貰ってから、おいらのCDは無料にしてます。

それどころか、おいら自身、ミュージシャンなのにCDを再生できるツールを持ってません。

まだ日本では、CDが幅を利かせてるかもしれませんが、全世界的に配信とか定額聴き放題で音楽を聴く時代になってます。

パッケージのCDは、ライブのプロモーションの役割になってて、15年くらい前と役割が逆転してます。

そもそもCDをちゃんと作ろうとすると、お金が掛かります。
レコーディングに2〜3万、マスタリングに1〜2万、きちんとプレスするのに3〜4万掛かって、それを手売りしようとすれば一枚1,000円で200〜300枚くらい売らないと黒字になりません。

ライブでチケット代を2,000円前後払ったお客さんが、さらに1,000円以上出してCDを買うかと問われれば微妙なところです。

メジャーなレコード会社はプロモーションの手段としてのCDの役割をまだ捨ててないのですが、ライブさえすればそこそこお金が入るアーティストの側からすれば、CDはお荷物になってます。

AKBあたりが握手券を付けてCDの延命を図ってますが、普通の音楽ユーザーだってyoutubeと配信があれば音楽に接する機会は失われないのです。

まあ仮にCDを作っても、無料で配る時代ですな。