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音楽を生業にできるのは、日本のいいところかもしれません。
しかしそもそも、音楽で利益をコンスタントに上げることは、容易くないのも事実です。
この世界に流通してる商品は、消費者という買い手がいないと売れません。
買い手のニーズに合わない商品は在庫を抱えて市場から消える運命にあります。
音楽の場合、聴き手のニーズを100%反映してるものはないと思われます。
聴き手の心情にたまたま合う音楽が商品として消費されるだけなのです。
しかも音楽の性質として、聴き流されるというか、BGMとして消費されるという本質もあります。
こうなると買い手の意思というかニーズはあってないようなものです。
聴いてて心地がいいか、不快かのどちらかでしょう。
極論ですが、買い手がどうしても欲しいと思う音楽は自分で作詞・作曲して作ればいいのです。
わざわざ他人が作った音楽を消費する理由もないのです。
音楽って商業経済の範疇の外にあるものなのですね。