アメリカは日本の構造改革に失敗してる。

アクセスありがとうございます。

21世紀に入って、アメリカの意図を汲んで日本の構造改革が進められました。
その時政府が掲げたスローガンが「貯蓄より投資を」だったのです。

アメリカの意図としては日本人の預貯金などの内部留保を株とか投資信託に変えて金融市場に引っ張っておきたかったのですが、その意図は既に裏切られています。

日本人の家計金融総資産に占める貯蓄の割合が減ってないし、リーマンショック以降は逆に増えてます。

日本では、構造改革以前も株をやってる人は貯蓄をしてる人より遥かに少なかったのです。
その傾向は今も変わりません。

日本をアメリカ型の経済構造に変えるという試みは、失敗してます。
仮にTPPで市場を広げようとしても、アメリカにはもはやメリットはないことが分かってるのです。

TPPが日米両国間で批准されたら、アメリカ国内は日本車だらけになります。
日本人の本質として、どんなに安くてもカリフォルニア米を常に食べる家庭は少ないと思われます。
ただでさえ米の消費量は減ってるのに。

アメリカが他国の経済構造にちょっかいを出すことも、もうなくなるかもしれません。
そのくらいアメリカは国力が弱ってます。