不動産投資をするくらいなら国民年金を払った方がいいという話。

アクセスありがとうございます。

もう不動産投資では儲けが出ない時代です。
新築のマンションは10年で資産価値は7割くらいに目減りします。

仮に1,000万の物件を家賃10万で貸すとして、8〜9年でやっと元が取れる計算です。
しかもこれは借主が現れて元が取れるだけの年数賃料をちゃんと払ってくれれば、という条件があってのことです。

借主がいなかったらひたすらランニングコストばかりかかって、しかも物件の資産価値は年々目減りしていきます。

赤字を生み出す不良債権をローンを組んで買う、みたいな二重の借金を抱えることになるし、仮に資金が底を突いて売ろうと思っても買った時より絶対に高くは売れません。

事業用物件でも同じでよほど利益を上げれるテナントじゃないと定期的な家賃収入さえおぼつかないです。

熊本市内中心部なんか、テナントが入らずシャッターが閉まりっぱなしのビルが少なくありません。

もうこれから先、不動産投資で不労所得がコンスタントに入る時代ではないのです。
そんなことに無駄金を捨てるよりは、国民年金をきちんと払った方がいいです。

年金制度が破綻するとマスコミは騒いでいますが、二回も大震災が起こっても年金が破綻していないのです。

少子高齢化はこれからますます進むでしょうが、まだ年金収入に頼った方が、変な不動産投資をやるよりも堅実な老後を送れると思います。