文学賞の基準が全く分からない。

アクセスありがとうございます。

押切もえが山本周五郎賞を逃したそうですが、そもそもおいらには文学賞の基準が全く分からないのです。

要するに選考委員が好きな作品に賞をあげる、ってことでしょうか?
客観的にストーリー展開とかプロットの置き方とか描写の細やかさとかが数値化されてるわけじゃないですよね。

音楽なんかは、観客と直に向き合うのでリアクションが悪かったら聴いてもらえないのです。
ところが文学は、先に作品ありきでお客さんが先にお金を払ってから本を読む、というシステムです。
お客さんと双方向の関係になりにくいです。

漫画は毎週人気投票があってそれ次第でストーリーを変えるケースも多々あります。
ところが文学で読者の意向でストーリーを変えるケースって過去に全くないのです。

文学賞は、そんな双方向がない読者に、どんな文学を読めばいいか判断させる基準だと思います。
だったら候補作をネットか何かで公表して、選考委員じゃなくて一般の読者の人気投票で決めればいいのに、とおいらは思います。

最近、本が読まれなくなったのも読み手との双方向の関係が成り立たないのと無関係じゃないはずですが。