ながたこいら、音楽の2016年問題について語る〜そもそもCDが売れていれば起こらなかった話。

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2016年に、東京や首都圏のホールやアリーナが次々と改装工事に入って、ミュージシャンがそこでライブがやれなくなる問題が起こるらしいのです。


いわゆる2016年問題ですね。


サカナクションの山口一郎が「地方でライブをやるためには東京でライブをして利益を上げなければいけない」みたいな話をしていました。


地方のライブハウスではお客さんそのものが集まりにくいのです。


おいらはアコギの弾き語りなので、ライブのブッキングはほとんど平日の夜なのですが、本当にお客さんが集まらない。


地方だと平日に休みがある人が少ないし、公共交通機関などの終電や終バスも早いので、平日の夜にライブハウスに行きたくても仕事がある人は行けない状況です。


東京並みに公共交通機関が発達していて、終電も遅いという状況はミュージシャンにとっても羨ましいのです。


東京で集客力があるバンドなんかも、地方都市でお客さんが集まらずにツアーを組んでも赤字、というケースはざらにあることです。


今ではライブがミュージシャンの主な収入源になっていますが、CDがもっと売れていれば赤字でもツアーが組めるし、東京でのライブにこだわることもしなくていいのです。


ミュージシャンが確実にお金を稼げる手段を、ライブ以外に見出さない限り、2016年問題は解決しないと思います。

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