音楽の商品化の変化〜大量生産され大量消費される表現の時代の終焉。

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今までのメジャーレーベルでは、より多くの人間に自分のレコード会社に所属してるタレントやアーティストを売り込んで、その音楽を聴いてもらって、CDを売ってメディアのオンエア回数を稼いで収益を出す、というビジネスモデルになっていました。


しかし、CDの時代が終わり、ヒット曲が出なくなり、このビジネスモデルが終わりつつあります。


メジャーレーベルのお偉いさんの本音としては、より商品化できて大衆の支持を得やすい音楽をミュージシャンに作って欲しい、ということだったと思うのです。


その伝統が戦後からつい最近まで続いていたのです。


高度経済成長期以降、日本は良質の商品を安価で大量生産することで豊かになり、音楽も例外ではなかったのです。


しかし、そのモデルも終わってしまい、個人のニーズが細分化されて、万人が欲しいものを安価で提供しても売れない時代になっています。


音楽も例外ではなく、これからは大量生産よりも色々と違う個人のニーズを繊細に汲み取るようなことをやらないと売れない時代なのですね。