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メジャーレーベルに所属しているアーティストの場合、CDの売り上げの6〜10%くらいの印税しか貰えません。
なぜこんな不条理なことがまかり通っているかというと、大手レーベルとか芸能事務所が権利ビジネスに手を染めているからです。
すなわち、著作権を売り買いしたり、貸し借りしたりしてアーティストに発言権とお金を渡さないシステムが出来上がってしまったのです。
でもこのシステムって、CDが売れなくなったら機能しないシステムでもあります。
しかも権利ビジネスの裏にはテレビや広告代理店の思惑が蠢いているので、ここに勢いがない今では著作権で儲けることが昔よりは難しい時代になっています。
もっとミュージシャンは法律や経済を勉強して、自分の身は自分で守るという意識を持った方がいいのです。
CDやカラオケなどの著作権のあり方や印税の配分率が分かりにくいのは、ミュージシャンに勉強されては困るという権利ビジネス側の罠なのでは、と勘ぐってしまうのです。
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